もっと新しい世界

主婦らしく

本日暮れの30日です。
出遅れたかなと思っていたお正月の料理も順調に進んでいます。
我が家の定番の餃子、今年は240個(ストック50)のつもりが、中華街の永楽で買った皮が意外に小さくて具が余るため、スーパーで皮を買い足し、結局280個になってしまいました。
材料の仕込みから包み終わるまで、5時間(;;)。疲れたよ~。
16品のうち、それでもあと2品までこぎつけています。
あんまり疲れて、書き込みしたくなりました。

豚バラのブロックを切り分けるだけで、腕がガタガタです。
歳ですかねぇ。

あと2品とは言え、要するにまだ終わっていないのです。

お筝の曲も頭から離れています。「料理に夢中」なのではありません。
疲れているだけです・・・・。

コンサートで印象深かったこと Ⅳ

昨日は、東京の代官山のヒルサイドプラザ。
VOICE SPACE のコンサート?ライブ?
主宰は、澤村祐司君。

いろんな詩人の詩をテーマにしたりモチーフにしたり、そこからイメージする音を楽曲にして各種洋楽器と筝、三弦、尺八、鼓などの和楽器と、歌、朗読とのコラボ。

東京芸大の卒業生を中心にしたグループだそうだけど、考えてみたらそういう人たちの「洋物」は聴く機会がなかったですね。
とにかくみんな多才です。

それぞれすごいんだけど、最も印象に残ったのが、管楽器(アイリッシュフルート/ティンホイッスル)の豊田耕三さん。
惹きつけるんですよね。うまいなぁって思った。

全体を通して、アンサンブルの高度なレベルも感じました。澤村君のアンサンブルの組み立ての上手さはこういうところからも来ているのかなと。

しばし別世界にいざなわれました。

今年のコンサート見納めです。 さてさて、現実に戻らねば・・・・・

コンサートで印象深かったことⅢ

15日に、横浜美術館のレクチャーホールで開かれた、香登みのる「凪の会」を聴きに行ってきました。

まず、平井猛氏の司会が楽しかった。上手い構成で、楽しく、そして深く。時に応じてクイズを出したり。
安心していられるし、舞台の転換の時間が気にならない。
というのも、
全10曲、全部の楽器にマイクを設置。曲によって構成も違うし、人数も違うため毎回セッティングを変える。これは相当な手間なわけです。
宮城野楽器さんのスタッフの人数も多かったし、音響の山家清彦氏もいるんだけど、なんたって構成が6人とか8人とかになれば、そりゃ大変です。
なぜそうしたかはわからないけど、普通のお筝の演奏会的な雰囲気ではありません。なんか、「ライブ」的で面白い。

香登みのるさん作曲のもののほかにエル・クンパンチェロ、ボラーレ、サンバ・ブラジルのようなものがあるなか、帯名久仁子さんと小谷恵子さんによる「乱れ」もあったんだけど、あまりに上手いせいか違和感はありませんでした。

また、謙ちゃん(田嶋謙一氏)もゲスト出演だったのですが、意外にも半分以上の曲に尺八が入っていてびっくり。
本当にいい感じで尺八の音が流れ、気持ちよかった。

かしこまらず、軽快な空気で「楽しい」コンサートでした。

ちょっとブレイク

次の演奏会まで、少し間があるので・・・・・

自分の本性を発見した事件を二つばかり。

一つ目は歯医者さんでのできごと。
急に歯が痛くなり、お医者さんに電話して事情をこんこんと説明し、緊急に診察を受けるところまでこぎつけ、ひーひー言いながら到着。
小さな歯科医なのに、受付でのんびり「どうしましたかぁ?」と聞かれ、プッツン。「さっき電話で説明したんですけどぉ!」と、受付嬢の顔をみたら、これが劇的に可愛い。
その可愛さに衝撃を受け、怒りはすっ飛び、もう一度痛みの経緯を説明。

ああ・・・・私って・・・・・。

受付のお姉さんに怒る必要もないとは思う。だけどだけど、私って外見に左右されてしまう、いい加減な人間だったんだぁ。

二つ目は、あるスーパーでのこと。
小さめの生のいわしの開きが12枚で400円というセール。こりゃ買いだなと、ごったがえしている人の群れに突入。
お店のおばちゃんに「頂戴」と言うと、そのおばちゃん、とっても無造作にざばっとビニール袋に突っ込んだ。
「え?枚数の確認しないの?」って思ったけど、何も言わず受け取りました。

家に帰って袋から出してみたら、なんと11枚しか入っていない。
「く~!やられた!」と、またまた怒りの鉄拳。

だがしかし。悪いのは私なんです。
「枚数を確認しないの?」となぜ聞かなかったか。
「もしかしたら、ついうっかり多めに入っちゃったかも・・・・」と悪魔のような心が動いていたと思うのです。
不正直者には天罰が下ります。

ああ・・・・私って・・・・・。
欲深い人間なんだ・・・・・・

この二つの事件。時間がたっても忘れられません。自分の軽薄な本性をつくづく反省しています。

コンサートで印象深かったこと Ⅱ 

ついに、[筝]ふたりのマエストロ「変絃自在」コンサートを聴きに行ってきました。

初めは、事の重要性というのをほとんど感じないまま、「筝弾き男子軍団」に惹かれ、澤村君に惹かれ、次回湘南の春でご一緒する日吉章吾氏に惹かれて行くことにしたのですが・・・・・・

二人のマエストロに圧倒され、呆然とし、抜け殻のようになってしまい、なにひとつ感想なんて思い浮かばず・・・・・

いまだ言葉になりません。

この感覚は、行けばわかります。みなさま、どうぞおでかけください。

ただ、この「変絃自在」コンサートで「筝弾き男子軍団」というのは東京限定の企画だそうで、超ラッキーでした。
まったく面識はないけれど、私が初めてお筝を習った先生の流派の家元のお孫さん(ぐらいの関係かな)なので、なんとなく気にしている、市川慎君も見れたし、この間池上先生の演奏会で、澤村君と一緒に「石橋」のお筝を弾いていた村澤丈児君、深海さとみ先生のご子息で、2回目の「おうちライブ」で裏方を快く引き受けてくれた、たっくんこと吉川卓見君、なんの違和感もなくお筝を演奏している外国人の男の子、総勢17名の男子が、魔法使いのような二人のマエストロの後ろを囲み、ザッザッザッザーーーーーザッみたいに演奏する姿のかっこいいことったら!。
ジュル~~ってぐらいかっこいいですよ。

なんたってお客様の数も半端なく、終わってロビーに出たって人、人、人でごった返し、出演者とは会うことも出来ず。
だがしかし、平田紀子さんとは、ばったり系の会い方をし、(先日別の演奏会でも平田さんと、これもロビーでばったり系)なんか運命的な感動をし、邦楽ジャーナルの田中編集長は出口付近でお見送りをしていたので、ばったり系ではないけれど、ご挨拶でき、あげく、帰り道で深海先生と平田さんがばったり系の出会い方をし、平田さんが私を深海先生に紹介してくれたので、たっくんに手伝ってもらったお礼が言えて。って考えたら、なんと充実した日だったんだろうと感激します。

そんなこんなで、演奏会ツアーも中盤に入ります。次のを見たらまた書きます。