雅びの会Vol.2

講習のとき、最初できなくて困った箇所がありましたが、スピードをどんどん上げられたら、あるところで、スーッと手が動きました。乗りやすい速度っていうのがあるんですね。
水川氏が指揮をしてくれるのですが、それに合わせようとすると自分が乗り切れていない場所がはっきりします。
体で覚えるのがいいのかなと思って、講習会の録音を聞きながら、毎晩めちゃくちゃ踊りをしてました。

本番、中野ZEROホール
楽しかったです。 水川氏とお話もできて、感激です。

指揮者のある演奏は初めてだったので、それはそれで面白かったですが、指揮者の考え方が自分と違うと苦しいのでしょうかね。

この会に挑戦してみたら?と言われてから決心するまでに、すごい年月がかかったというのに、やっと申し込んだら、「今年でこの形式は終了」とのこと。超複雑な気持ちです。

お友達ができました。石川県の金沢市からきた東さん。
挑戦した一番の目的は、新しい友達をつくること。だったので、本当にうれしかったです。

雅びの会Vol.1

雅びの会参加

2005年夏
勇気と金を出して、雅びの会参加を決めました。

何曲でも申し込めるけど、今はまっている水川寿也氏の「AXIS」1曲で。
パートは、17絃。

みんな、弾きたくて来ているのだから、当たり前かもしれないけど、すごいレベルでした。どんなに速くなっても弾けるのです。
水川氏は見たまま、あのまま。明るく、楽しく。

1回目の講習会(全2回)。
お筝40人ぐらいに対して17絃参加者が3人しかおらず、音が小さいの、遅いのと言われ続け・・・・・・。
ついに「17絃遅いから、合わせようか」発言が出て「ゲッ」・・・・頑張るから、それは、無しにして;;と思っていたら、水川氏「合わせなくていい」って。
うれしかった。

2005年4月吉日

長いこと日記を書いてきました。

右も左もわからず、ひたすら迷い続けてきた足跡です。
いろんな人に出会い、いろんな曲にぶつかり、そのたび考え込み、悩み、探る日々でした。
迷いや、悩みはどこまで行ってもなくなることはないだろうと思いますが、悩むたびに自分自身何らかの変化はします。

田嶋先生に「クレッセント」(吉崎克彦)を通じて教わったこと、そしてご一緒に演奏していただけたことは、私に最も大きな変化と成長をもたらしてくれました。
いきなりすべてが変わるわけではありませんが、一歩足を踏み出す勇気をいただいたと思います。

自分が変わると、不思議なもので自分をとりまく環境まで変わっていく気がします。
そして自分も、変化する環境を受け入れられる人間に変わったのだと思います。

それが勇気なのか、自信なのか、精神力なのか、度胸なのか。

ここからは、変化した私と、その環境について「新しい世界」として記録します。
お暇なときにでも覗いてみていただければ嬉しいと思っています。

ここまで読んでくださった方々にお礼申し上げます。
長い間、ありがとうございました。

2005年3月23日

観梅で茶音頭の自分の音に違和感があったので、楽器屋さんに相談した。

古典用
筝:やわらかい木で、糸は太く ゆるく
三弦:駒は高く やわらかい木

現代曲用
筝:かたい木で、糸は細め かたく
三弦:駒低く、かたい木

がよいらしく。
爪のせいではなく楽器のせいだと。
爪はそのままでタッチを工夫するように言われた。

三弦のほうが、もっと細かくなるらしいが、実際、古典用と現代曲用のほかに、宮城曲用の3本立てにすると、もっといいらしい。

2005年2月16日

観梅の録音をずっときいている。

フォルテとピアノを、まだまだ頭で区別しているのがわかる。ぎこちない。
茶音頭、さらりんが、グリッサンドになっている。
課題が満載じゃ。

松尾恵子さんのCDを聞いていると、私のはまったくもって古典になっていないのもわかる。

古典を弾くときの爪は現代曲用と区別するほうがいいのかなぁ。

中根先生と「春のうた」(野村正峰)をやったが、録音を聞いていて、瞬間どっちが弾いているのかわからないときがある。
これは先生の力量である。曲とか、一緒に演奏している相手に、沿ってくれるのだ。無意味に目立とうとしない。心をひとつにしてくれる。
またしても、参りました。という思いである。