もっと新しい世界

楽音会 筝曲演奏発表会を終えて

7月27日、高輪区民ホールでの演奏会、無事終了しました。
深海さとみ先生をお迎えしての2時間の講習は、実に有意義なものでした。

演奏の技法の説明も教えていただきましたが、本当に目からうろこです。
奏法について、具体的に細かく説明を受けたことがなかったので、楽譜を解釈するにしても、感じ方が断然違います。
また、いろんな流派の人とご一緒する場面を考えると、「宮城」は、と特化して教えていただいたことは、私にとってとても重要な情報になりました。とにかくメモしまくり。実際は「先生のお話を聞く」「お筝を弾く」「書き込みをする」とフル回転なので、全部は書ききれていないと思うけど、芦垣先生の「三弦弾き歌い講座」同様、頑張って書きました。またひとつお宝が増えました。

さらし風手事楽譜表紙s 20130727受講記録s

すべての説明が、理論的で明快なので、すんなり気持ちの中に入ってくるんです。
また、練習を始める前の準備体操は(たぶんあれで全部ではないと思うのですが)、相当ハードです。
そういえば、江里菜が、「深海先生の合宿、めちゃきついです。」って言ってたもんなぁ。
ほんの一部かもしれないけど、ちょっと味わえて、うれしかったです。

と、楽しく、有意義な講習でしたが、実際の演奏でまたまたびっくり。
私はこの曲を弾いたことがなかったので、もちろん必死に練習していきましたが、なんたって皆さんすごいスピードで、すごい迫力で。
初対面、初音あわせとは思えないレベルでした。

それでも、深海先生の「出の呼吸の合わせ方」とか「お辞儀の仕方」とかこまかいご指導のもと、本番は更なるレベルに進化したと思います。

私はこの1曲のみの参加だったので、これ以外の時間は照明を担当をしました。音響ブースから舞台を観るなんてはじめての体験で、これも楽しかった。
各地区、それぞれに工夫や苦労を乗り越えての演奏だったと思います。
とてもよい演奏会でした。

 

利根英法 追悼演奏会

和を奏で心を弾く
利根英法 追悼演奏会

平成25年8月10日(土)14時開演
高円寺 スタジオK

利根君と、深いかかわりを持っていた人たちが集まって演奏を聴かせてくれます。

それぞれの思いを込めた演奏会になるんだろうなと思います。

みんなの「思い」を客席で受け止められたらいいなと思っています。

和を奏で心を弾く 利根英法 追悼演奏会チラシ

利根英法 追悼演奏会

 

楽音会 筝曲発表演奏会  

7月27日(土)午後2時開演
東京高輪区民ホール
楽音会に所属している各地区の人たちが一同に会して第一回演奏会をすることになったとのことで、お声がかかりました。

楽音会だ一回筝曲発表演奏会チラシ

楽音会というのをご存知のかたもそうでない方もいると思いますが、一応私も講師になっています。

午前中、深海さとみ先生と吉川あいみ先生による、宮城道雄「さらし風手事」の講習もあり、午後2時から発表演奏会になります。

 

入場無料ですので、ご興味のある方はぜひお出かけください。

また、チラシには載っていない、ゲストによる「水の変態」の特別演奏も用意されています。

湘南の春のあと、あと、あと・・・・・

はっきりと呆けています。

ひょんなところで見つけた手芸の本。見たこともないような美しいネックレスとコサージュに惹かれ、まずは本を買いました。

作り方をみると、やはり聞いたこともない材料を使っているのです。
でもでも、本当に美しくって。毎日そのアクセサリーのことばかり考えてしまいます。心が奪われるってこういうことなんだと実感。

要するに作ってみたいのです。
すぐ取り掛かれないのは、知らない素材を使っているため、
①値段が高いかなぁ
②手に入るのかなぁ
③扱えるかなぁ

ってこと。

でもやはり取り付かれて・・・・・・・

ネット販売もしているのですが、実物を見て、色とか素材感とか知りたいわけですよ。

っていうことで、ついに浅草橋の素材屋さんまで行きました。

99%の材料が揃いました。一部妥協したものもあります。
それからというもの、そりゃもう大変!ご飯なんて作ってる場合じゃないんです。楽しいんです。

レシピはあるのですが、見るのとやるのは大違い的なところがあって、ちっとは頭も使うし、技量も必要なわけで・・・・試行錯誤しながらも、2週間かけて、ネックレス、コサージュ、各2組完成しました。材料が余ったので、イヤリングも追加しました。

基本的な材料は、メタルメッシュリボンというものです。広げるとメッシュがとても美しいのです。あとはビーズ。それもいろんなビーズを組み合わせるので新しい展開が生まれます。

ビーズ遊びもひさしぶりだったので、本当に楽しかった。

 

ってなところで演奏会のお誘いが入ったので、アクセサリー話はひとまず幕です。

終了 湘南の春

終わりました。
私にとって、最も大きい会なので、終わるとしばらく呆けます。

さて、演奏会についてですが。
各曲、どれも素晴らしかったと思います。
なんか年々レベルが高くなって行ってると思います。

それぞれのグループがそれぞれがんばっているのがよくわかります。
私たちも頑張ったのですが、本番ピークのところでずれました。
意思の疎通の難しさを感じています。

初めて尺八も三弦と並んで中央最前列だったためか、お筝の人たちに三弦の音が聞こえにくかったかなと思います。Ⅱ筝からは三弦のアクションも見えないため、ちらりと見える撥を盗み見るのが精一杯でした。

リハーサルのときは、音が会場に届かなくて、いろいろ言われましたし、自分でも音量の手ごたえが良くわからず不安でした。(いつもの会場なのですが、私は数年ぶりに17絃じゃなかったため・・・・・かな?)
しかし、本番、自分の音は良く聞こえたのでその不安はなかったのですが、お客様が入ったことで、音が自分に戻ってきただけらしく、客席ではリハーサルより音量が落ちたみたいでした。
これも本当に難しいことです。
本気の本気で芯のある音を出していなければ、やっぱりだめなんでしょうね。

澤村君が「ブログに書いたよ。」と連絡をくれたので、覗きました。
音量だの、演奏位置だの、それも大事だけど、あんなふうに「自分の演奏」についても書けるぐらいになれたらいいなぁって、すこしへこみました。

演奏会の全曲ではないのですが、「youtube」だけでなく、「無限流 youtube」と「尾上の松 youtube」も、YouTubeにアップされてます。

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