2004年10月28日
この夏、家を建てることになったため、ハウスメーカーに通い詰めになっている。
毎日寝不足。
その間、もちろん演奏会あり、発表会あり、しかも結婚式あり、はてはお葬式まで。
21日は田嶋先生のリサイタル。受付。
リハーサルを聞いていたら、先生が音のチェックをするようにと言うので、見た目にも気になるところを話した。本番はよかった。
今回は、一人芝居とのコラボだった。
いい面もあるし、考えてしまう面もあったな。
この夏、家を建てることになったため、ハウスメーカーに通い詰めになっている。
毎日寝不足。
その間、もちろん演奏会あり、発表会あり、しかも結婚式あり、はてはお葬式まで。
21日は田嶋先生のリサイタル。受付。
リハーサルを聞いていたら、先生が音のチェックをするようにと言うので、見た目にも気になるところを話した。本番はよかった。
今回は、一人芝居とのコラボだった。
いい面もあるし、考えてしまう面もあったな。
門下生の発表会が終わった。
またしても、ありえないくらいの緊張をした。
手は平気なのに、全身汗びっしょり。ブラウスがビニールのように全部へばりついた。
前半ぎこちなく、力入らず、糸違いをして・・・・・
先生の尺八の音に全身で耳を傾けつつ、「自分を開放」し、「自然体」になろうと必死になっていた。
悔しい。力、ちから・・・・入らない。
ピアニシモ・・・・こんなに小さい音、聞こえてるかなぁ。伝わっているかなぁ。
フレーズの中で、盛り上げようとすると最後の1拍を加速してしまう。
心穏やかに、だがパッションして。
弾きながら、いろんなものに、勝手に縛られていたことを実感した。
演奏としては、まったく駄目だけど、心の置き方は変わっていた。
門下生発表会のプログラムを渡された。
演奏順が1番になっていた。
ん~~~~~!
2回目のレッスン。
自分の感じるままに弾けた。
「誰か」「何か」のコピーじゃなく。
駄目だしは出なかった。
このまま本番ができたらと思う。
「クレッセント」。
1回目のとき、なんであんなに緊張したのか、ずっと考えつつ練習していた。
普段トチらないところでトチる。普段どうしようもないところがスッといく。強弱もなにもかも普段と逆になった。だから超焦った。舞い上がった。
1回目のレッスンまでの曲作り。
「相手はプロだから、ここはこんな風に弾くと納得してくれるかな?
この弾き方は素人っぽいかな?
こんな風に弾いたらカッコ悪いかな?」
結果言われたこと。
「楽譜にとらわれない
自分を解放する
弾きにくいなら譜面を書き換える
世界を広く持つ
一音に思いをこめて、思い切って弾く」
なに?これ
ずう~っと考えていて。
わかった。
1回目レッスンに行くまでの私は私じゃなかった。
人のことお構いなしっていうんじゃなく、私らしく弾くことにストップかけていた。
自分の音楽観に自信がなかったんだ。
だれも百点の答案を持って来いなんていっていないのに。
それなのに、私は下手なカンニングしてた。
そこに「私」はいないわけで。
「私」は「どう弾きたいか」
作り直している。
田嶋先生のま門下発表会に糸方からも申し込めることになった。
迷ったけど、吉崎克彦氏の「クレッセント」で参加することにした。
1回目のレッスンで「よく勉強してますね」とは言ってもらえたが、普段の半分も自分を出せず悔しいといったら「だからレッスンがあるんです」と。
しかし田嶋先生全身で吹いてくる。ボリュームもさることながら、あの熱さ。圧倒されてたじろいでしまった。私の熱不足を感じざるを得ないが、田嶋先生の本気をぶつけられ、この人は本当に優しいのだと思った。
ボロボロになったが、「いいものが出来そうです」と言われ、心新たなる思いを抱かせてもらった。
レッスンで注意されたこと
******
楽譜にとらわれない
自分を解放する
弾きにくいなら譜面を書き換える
世界を広く持つ
一音に思いをこめて、思い切って弾く
******