映画の話第2弾 

少し退屈しているので、またまた映画の話です。

以前、人に勧められていた映画の再放送をなかなかやらないので、まったくもって不慣れなのですが、レンタルビデオ屋さんに行きました。まあ、大変。借り方もわからないけれど、それ以前に探し方がわからない。行き当たりばったりならどうということもないのですが、目当てのものがあったため、途方にくれました。

どうすることも出来ず、疲れたので店員さんに聞きました。
!!!!かわいいその店員さん!、題名を聞いただけで、一切迷うことなくそのビデオのある棚へまっしぐら!。そして、「こちらです」と一言。

「神」だと思いました・・・・・・。

てなことがあって、借りたビデオは4本。「敬愛なるベートーベン」、「楽理ショパン」、「にんじん」、「ぐーぐーだって猫である」。

まずは、ベートーベン。彼の人生のほんの一部分を切り取って、デフォルメしたものでしたが、印象的なのは、やはりクライマックスのコンサートシーン。観ている私も一緒に音楽を奏でているかのような興奮に包まれました。

次にショパン。私はショパンの甘い(?)音楽が好きになれないのですが、映画を通して「何か」がわかるのではないかと思って借りました。
思惑通り、自分の無知さを思い知らされました。
そのあとネットで彼の歴史を読みました。
映画はいろんなきっかけももたらしてくれました。

やっぱり、映画っていいです。

映画好き? 私は好きです

なんにもしていなかったわけではないのですが、書き込みもいっぺん怠けると、「やる気」の復旧に相当なエネルギーが必要です。
ここんとこ演奏会の話も、みんな後手後手になってしまい、更には時間がたちすぎて書き込みする意欲も失せがちです。

というわけで、何にもしないよりは!と思い、最近観た映画の話でも書いてみようかなと思い立ちました。面白かったもののみ書きます。

基本的には洋画が好きなのですが、5月に久々日本映画を観ました。
「駆け込み女と駆け出し男」。これまた大好きな井上ひさしの作品だったので興味をひかれて。

芸達者揃いだったと思います。脚本も演出も「井上ひさし」の世界観から逸脱していなかったように感じました。長台詞、細かすぎるくらいの描写、激しさ、せつなさ、ユーモア。
映画として作り手の感覚は絶対的にあると思うけど、嫌なところがなかった。抱腹絶倒しながら、涙ぐみながら堪能しました。観たあともっとこの世界に触れたくて原作本を買いました。

7月には「トゥモローランド」を観てきました。
ディズニー映画だけど、これはタイムスリップものが大好きだという理由で。

時間的に無理だったため、吹き替え版を観ました。
良い意味で、すべからく予想を裏切られました。・・というか越えられました。
考えもつかなかった、想像もしなかった展開が繰り広げられるのです。決して子供専用ではありません。大人でも、ちゃんとドキドキワクワクします。自分の想像を超えてしまっているので、結局映画の世界に気持ちが入り込んでしまうのです。映画って、どれだけ現実との境目をなくさせるかが勝負だと私は思ってて、そういう意味でホントにどっぷり浸かっていました。

タイムスリップもの。というのも違ってて、トゥモローランドという別の世界のお話でした。
しかし、やはり字幕で観るべきでした。ニュアンスが変わってしまいます。

数日後、用事があって車で出かけました。
高速道路を走ってて、ふと、私たち(昭和生まれ)は、すでにトゥモローランドに暮らしてるんじゃないかなと思いました。

次回は、「敬愛なるベートーベン」と「楽理ショパン」のお話を書こうと思っています。

またしても、終了した湘南の春2015

本当に怠け気味です。
湘南の春、終わってしまいました。

みんな良い演奏でした。(今更・・・・・)

お客様、もう少しはいってはほしかったな・・・・・。
って、ここで前触れもしなかったので、責任も感じます。

第23回湘南の春チラシ

第23回湘南の春

私たちは「遥かなるアスガルトへ」という江戸信吾さんの曲でした。
リズムが各パートで複雑に入り組んでて、それをぴったり合わせる練習が結構厳しかったです。速度調整をしながら生理的には納得いくように工夫を重ねました。
当日、リハーサルでは会場の残響にまどわされ、ズレてるんじゃないかとみんなひやひやでしたが、リハを録音してくれた人がいたので、楽屋で確認作業にいそしみました。
お客様が入ると、残響を吸い取ってくれるので、相当楽になるのですが・・・

今回のゲストは澤村祐司さんと、阪元沙有里さん。
尺八本曲と田嶋先生と謙一さんによる「流転」以外、全曲加わっていただいています。2部では「石橋」。私たちにとっては良い勉強になるけど、すごいハードです。

さて。本番、音の返りはいまひとつで、客席にどれだけ届いているのか不安はありましたが、演奏している側は、大きなズレもなく、自分たちなりにつけた強弱もそうそう不具合もなかったかと思います。

だがしかし。ノートパソコンで録音を聴いてみると17絃(私です)が聴こえない。
理由はいろいろある。(願わくば、ノートパソコンのせいであってほしいが)
一番は、私の力量のなさ。・・・・・なんだけど、それをカバーする手段はなかったもんだろうか。
例えば、17絃の前を物理的に開く。とか、前に出る。とか。
17絃を二人にするとか。(・・・・これが一番難しい手段。今回の人数だって、やっと揃ったんだし。)
リハのとき、もうちょっとバランスを聴いてもらえたらよかったな。反省です。

演奏会が終了すると同時に来年のことを考えています。一番頭を悩ますのは、やはりメンバーの人数。趣旨を納得してもらって、一緒に楽しんでくれる人。常時募集したい。私が主宰なわけじゃないけど、参加してくれる人が増えるとうれしいです。

おうちライブ終了

3月1日のおうちライブ、盛況のうちに無事終了いたしました。

30名を越えるお客様。開場前からどんどんお集まりくださり、受付もてんやわんや。
都合5度目のおうちライブではありますが、開場から開演までの30分の勝負だし、なんせ普通の家ですから、やはり始まりはてんてこ舞いになります。

定刻14時にライブ開始。
謙一さんの軽妙なおしゃべりに会場の空気もぐっとやわらかくなり、いい感じのスタートです。
曲の解説は澤村さんが担当。二人の愉快なやり取りにお客様も大いに笑い、とてもあたたかい雰囲気で進行して行きました。

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客席との距離の異常なほどの近さは、演奏者にとって決して楽なものではありません。
まして古典となるとなおさらだったのではないかと思います。
そんな中、最後の大曲「残月」まで無事演奏し終えました。

 

ライブ後のパーティーは、近距離緊張から解放された二人の思いも手伝ってか、かなり速いペースで盛り上がり始めました。
極めつけはサプライズで用意した超ビッグサイズのバースデイケーキ。
実は、当日が澤村祐司さんの誕生日だったんです。
ケーキの大きさに、盛り上がりも絶頂に達しました。

スタッフとしては、ほんとのてんてこ舞いなのですが、今回手伝ってくれたお友達がびっくりするぐらい手際が良く、私は仕事半分で済んでしまった感じです。
感謝感謝。

 

 

おうちライブ! やります

来る3月1日、田嶋謙一さんが、おうちライブ第3回目を開催します。

今回は、お筝の澤村祐司さんと一緒です。

古典曲に特化して、しっとりと・・・(?)だけで終わるかはわかりませんが、邦楽にたずさわる人ならば、深く習得したいと思う曲をそろえてきました。

澤村さんの個性豊かな、説得力のある演奏も大いに楽しみです。

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