映画好き? 私は好きです

なんにもしていなかったわけではないのですが、書き込みもいっぺん怠けると、「やる気」の復旧に相当なエネルギーが必要です。
ここんとこ演奏会の話も、みんな後手後手になってしまい、更には時間がたちすぎて書き込みする意欲も失せがちです。

というわけで、何にもしないよりは!と思い、最近観た映画の話でも書いてみようかなと思い立ちました。面白かったもののみ書きます。

基本的には洋画が好きなのですが、5月に久々日本映画を観ました。
「駆け込み女と駆け出し男」。これまた大好きな井上ひさしの作品だったので興味をひかれて。

芸達者揃いだったと思います。脚本も演出も「井上ひさし」の世界観から逸脱していなかったように感じました。長台詞、細かすぎるくらいの描写、激しさ、せつなさ、ユーモア。
映画として作り手の感覚は絶対的にあると思うけど、嫌なところがなかった。抱腹絶倒しながら、涙ぐみながら堪能しました。観たあともっとこの世界に触れたくて原作本を買いました。

7月には「トゥモローランド」を観てきました。
ディズニー映画だけど、これはタイムスリップものが大好きだという理由で。

時間的に無理だったため、吹き替え版を観ました。
良い意味で、すべからく予想を裏切られました。・・というか越えられました。
考えもつかなかった、想像もしなかった展開が繰り広げられるのです。決して子供専用ではありません。大人でも、ちゃんとドキドキワクワクします。自分の想像を超えてしまっているので、結局映画の世界に気持ちが入り込んでしまうのです。映画って、どれだけ現実との境目をなくさせるかが勝負だと私は思ってて、そういう意味でホントにどっぷり浸かっていました。

タイムスリップもの。というのも違ってて、トゥモローランドという別の世界のお話でした。
しかし、やはり字幕で観るべきでした。ニュアンスが変わってしまいます。

数日後、用事があって車で出かけました。
高速道路を走ってて、ふと、私たち(昭和生まれ)は、すでにトゥモローランドに暮らしてるんじゃないかなと思いました。

次回は、「敬愛なるベートーベン」と「楽理ショパン」のお話を書こうと思っています。