1996年7月13日

1996年7月13日

昨日は横須賀でステージでした。Firstステージではお客さんがいっぱいで、燃えました。小田女史のメンバー紹介も冴えてて面白かった。
山谷さんに音が良くなった、良くなったと誉められました。素直に嬉しかったです。
ミキシングが、あまり良くなくてキンキン響いて困りました。と思っていたら、Secondステージでは急に抑えてしまったので、みんなちょっと乗りにくかったです。
1ステージ3曲だったので、1面で2曲分の印をつけたんだけど、転調の印を忘れたり、1音転調を半音にしてしまったりでヒヤヒヤもんでした。せっかく作った座布団は忘れるし、なんだかなあって感じ。
赤と青のついた色鉛筆が必要です。

1996年7月11日

1996年7月11日

台風は東北沖へ北上しました。ピーカンです。
一面の青空で、体は軽いけど暑いです。
さあ、今日も練習ぢゃ。

1996年7月10日

1996年7月10日

お筝の奥の深さを噛み締めている今日このごろです。
今一番ひっかかっているのは「海の青さに」で、眠っていてもうなされます。私には無理だと思う。だけど、高本氏に「無理だよ」と言われたら、腹が立って。挑戦するのは自由だから・・・・・・
上手になりたいな。
継続が最も困難だなあと思います。
漫然とではなく、いつも意識を持って心を燃やしつづけるというのは、やはり大変です。
ともすれば気弱になる私は「厳しい試練の時」をしょっちゅう迎えることになる訳です。
昨日「虫の武蔵野」とか「比良」とか「初鶯」とかやってみたら、全然できなかった。やっぱり宮城曲は難しいです。
宮城は弾けない。現代曲もものにならない。ヘナヘナ。
へなちょこってどういう意味かな。
グ、グ、グ、苦しいゾー。

1996年7月9日

1996年7月9日

「雪人形の夢、花と風の物語、子供のためのラプソディー(3、4章)」なんとか形になりましたけど、昨日「海の青さに」をと。
今何十回も聴いてるんだけど、チョー難しいんです。これまでとはまた違う難しさ。AとBはゆっくりなんだけど、尺八と17絃に合わせるのが難しそうだし、Cはあまりの速さに追いつくのかどうか。なんか先が見えないって感じ。
「花と風の物語」中指の訓練になるねって話してたところ、何度もやってたら、本当に中指を通して肩まで痛くなって、こんなんじゃ舞台で一曲丸ごと弾けないんじゃないかと思ってた。ところが、更にやっているうちにある瞬間から全然力がいらなくなってしまった。エッ?とか思って自分の手を見たら、フォームが変わってしまってるんですね。理論的に理由はあるんだと思うけど、不思議です。急に楽になったんです。
プレッシャーをかけると燃えてやるから、と言われた「海の青さに」なんですが、ちょっとこのプレッシャー、燃えるにはあまりに大きくて、ライターのオイル足りません。

1996年7月4日

1996年7月4日

三村氏が定期演奏会のときのテープをくれました。
自分のアラが良く見える。ところどころ、ちょっといい音出せてるところもあるんだけど、全体に音に余裕がなくて、山谷さんの言うところの音が「立って」いないんです。一拍なり、ワンフレーズなりをたっぷり弾けていないんですよね。曲が痩せ細ってて。
小田女史の音は、エコーでも掛かってるかと思うほどスーっと遠くへこだましていきます。
錦秋をやってて再確認したんだけど、指がへなへなしてて、特に人差し指が型を決めていられないんですワ。だからここぞと言う時音色の大きさというか、強弱が違って聞こえて、意味が変わってしまうんですよ。
それと、すくい爪を勘違いしているみたいで、プロのテープとは違って、超ダサイ。
自分ではすごく丁寧に弾いていたつもりでもプツプツ切れて聞こえたり。強弱もつけた積もりなのに、メリハリがあまりない。実際弾いている時はすごく速くなっちゃたかなと思っててもテープで聴くとそうでもなかったり。
トレモロで音が移動する時の繋ぎが目立ってしまう。そんなこと、あんなこと、うまくやれる人はやれる。なんとかしなきゃ。