主婦らしく

本日暮れの30日です。
出遅れたかなと思っていたお正月の料理も順調に進んでいます。
我が家の定番の餃子、今年は240個(ストック50)のつもりが、中華街の永楽で買った皮が意外に小さくて具が余るため、スーパーで皮を買い足し、結局280個になってしまいました。
材料の仕込みから包み終わるまで、5時間(;;)。疲れたよ~。
16品のうち、それでもあと2品までこぎつけています。
あんまり疲れて、書き込みしたくなりました。

豚バラのブロックを切り分けるだけで、腕がガタガタです。
歳ですかねぇ。

あと2品とは言え、要するにまだ終わっていないのです。

お筝の曲も頭から離れています。「料理に夢中」なのではありません。
疲れているだけです・・・・。

年末の今日このごろ

年の瀬も押し詰まってまいりました。
今日と明日でなにかが変化するわけではないのに、なんとなく気ぜわしい。
主婦としては、いたし方のないところもあるわけですが・・・・

「主婦」じゃない方で、今抱えている曲は。
「魁」菊重精峰 (筝)
「元禄花見踊」坂本勉 (17絃)
「石橋」古典 (筝)
「月しるべⅡ」江戸信吾 (17絃)

「あれ」をやれば、「これ」が気にかかる。「これ」をやれば・・・・・の繰り返しになるので、練習を始めると終わることが出来なくなり、すっかり「主婦」ではなくなってしまうので今年の練習は打ち止めです。

年賀状はすでに投函。おせちの献立も決まり(というか、例年通りなんですが)、冷蔵庫も冷凍庫も不要なもの(食べ損ねの期限切れ物)を廃棄し、食品庫の整理まではできました。
今日はこれから忘年会に出かけるので(主婦の癖にいい根性でしょ?)、おせちの準備は明日から。

って、どうということもない日々の記録。

コンサートで印象深かったこと Ⅳ

昨日は、東京の代官山のヒルサイドプラザ。
VOICE SPACE のコンサート?ライブ?
主宰は、澤村祐司君。

いろんな詩人の詩をテーマにしたりモチーフにしたり、そこからイメージする音を楽曲にして各種洋楽器と筝、三弦、尺八、鼓などの和楽器と、歌、朗読とのコラボ。

東京芸大の卒業生を中心にしたグループだそうだけど、考えてみたらそういう人たちの「洋物」は聴く機会がなかったですね。
とにかくみんな多才です。

それぞれすごいんだけど、最も印象に残ったのが、管楽器(アイリッシュフルート/ティンホイッスル)の豊田耕三さん。
惹きつけるんですよね。うまいなぁって思った。

全体を通して、アンサンブルの高度なレベルも感じました。澤村君のアンサンブルの組み立ての上手さはこういうところからも来ているのかなと。

しばし別世界にいざなわれました。

今年のコンサート見納めです。 さてさて、現実に戻らねば・・・・・

コンサートで印象深かったことⅢ

15日に、横浜美術館のレクチャーホールで開かれた、香登みのる「凪の会」を聴きに行ってきました。

まず、平井猛氏の司会が楽しかった。上手い構成で、楽しく、そして深く。時に応じてクイズを出したり。
安心していられるし、舞台の転換の時間が気にならない。
というのも、
全10曲、全部の楽器にマイクを設置。曲によって構成も違うし、人数も違うため毎回セッティングを変える。これは相当な手間なわけです。
宮城野楽器さんのスタッフの人数も多かったし、音響の山家清彦氏もいるんだけど、なんたって構成が6人とか8人とかになれば、そりゃ大変です。
なぜそうしたかはわからないけど、普通のお筝の演奏会的な雰囲気ではありません。なんか、「ライブ」的で面白い。

香登みのるさん作曲のもののほかにエル・クンパンチェロ、ボラーレ、サンバ・ブラジルのようなものがあるなか、帯名久仁子さんと小谷恵子さんによる「乱れ」もあったんだけど、あまりに上手いせいか違和感はありませんでした。

また、謙ちゃん(田嶋謙一氏)もゲスト出演だったのですが、意外にも半分以上の曲に尺八が入っていてびっくり。
本当にいい感じで尺八の音が流れ、気持ちよかった。

かしこまらず、軽快な空気で「楽しい」コンサートでした。

ちょっとブレイク

次の演奏会まで、少し間があるので・・・・・

自分の本性を発見した事件を二つばかり。

一つ目は歯医者さんでのできごと。
急に歯が痛くなり、お医者さんに電話して事情をこんこんと説明し、緊急に診察を受けるところまでこぎつけ、ひーひー言いながら到着。
小さな歯科医なのに、受付でのんびり「どうしましたかぁ?」と聞かれ、プッツン。「さっき電話で説明したんですけどぉ!」と、受付嬢の顔をみたら、これが劇的に可愛い。
その可愛さに衝撃を受け、怒りはすっ飛び、もう一度痛みの経緯を説明。

ああ・・・・私って・・・・・。

受付のお姉さんに怒る必要もないとは思う。だけどだけど、私って外見に左右されてしまう、いい加減な人間だったんだぁ。

二つ目は、あるスーパーでのこと。
小さめの生のいわしの開きが12枚で400円というセール。こりゃ買いだなと、ごったがえしている人の群れに突入。
お店のおばちゃんに「頂戴」と言うと、そのおばちゃん、とっても無造作にざばっとビニール袋に突っ込んだ。
「え?枚数の確認しないの?」って思ったけど、何も言わず受け取りました。

家に帰って袋から出してみたら、なんと11枚しか入っていない。
「く~!やられた!」と、またまた怒りの鉄拳。

だがしかし。悪いのは私なんです。
「枚数を確認しないの?」となぜ聞かなかったか。
「もしかしたら、ついうっかり多めに入っちゃったかも・・・・」と悪魔のような心が動いていたと思うのです。
不正直者には天罰が下ります。

ああ・・・・私って・・・・・。
欲深い人間なんだ・・・・・・

この二つの事件。時間がたっても忘れられません。自分の軽薄な本性をつくづく反省しています。