箏日記↓

1995年6月10日

1995年6月10日

やりました。トチったけど、みんなして誉めてくれて。大感激でした。尺八の山谷さん。素晴らしいの一言です。半端じゃない。上手いなんてもんじゃないんですよ。
こちとら緊張で心臓は飛び出しそうだし、手は震えるし。
筝の前に座った途端、「家に帰りたーい!」って。
そこへ持ってきて小田さんの司会。
1回目のステージでは、「くどき落しました」
2回目、1曲目でトチってる私に「今日がデビューです。暖かい目で。大人しそうに弾いていますが、本当はハードなお姐さんです」と。
興奮冷め遣らぬまま帰宅。1時間はたっぷり喋りまくり。

1995年6月9日

1995年6月9日

本日に至って、もうノイローゼ気味。ごまかして音色だけ合わせる事すら出来ない。どうしよう。
歌なら、どこかのパートが狂ったり、ズレたりするのを聞き逃さないんだけど、楽器の音は自分のなかで、まだ別物なんだな。ずーっと胃薬が離せない。
明日は、とにかくダメ元で、一生懸命。まさに初舞台。
……ギャラ入るんだぞ。タキシード着るんだぞ。……恥ずかしいゾ。

1995年6月6日

1995年6月6日

三村氏宅で一等星の、最初で最後の下合わせ。
二箇所ほど、もっと音を小さくと指摘された。音の大きさで負けまいとしていたのと、曲想の勘違い。なるほどと納得。小田さんの完璧な演奏にショックの連続。

1995年6月1日

1995年6月1日

一等星のステージの曲、猛練習中。
曲全体は掴めたけど細かいところが……めげそうです。

1995年5月26日

1995年5月26日

三村氏にトレモロのやり方を教えてもらった。正しい角度で弾いてみたら、なんと全く力がいらない。すごい違い。まともには弾けなかったけど。