新しい世界↓

祈詩REN-MEN Vol.3

私の「祈詩REN-MEN」感。

ど頭、瞬間の爆発。
祈り、叫び、嘆き、悲しみ。

想いを込めるため、メリハリをつけたくなる。

そのメリハリはヒステリックだと言われ・・・・。

「叫びたい」というひとつの想い。

それはどうしたらいいんだろう。

いろんなところ、作り直してみた。録音してみると、子供っぽいのはわかった。
また直して・・・
だけど、これって自分なのかなぁという思いも拭い去れず。

でも思った。
もしこれが私の世界ではないとしても、それは「今まで」の私の世界ではないだけで。
今新しい世界を受け入れることは、私の柔軟性を養うことになるのではないか。

私にとっての、この「新しい世界」を存分に受け止めてみよう。

あったかどうかわからない「自分」を捨てて飛び込むべく練習をした。
しだいに新しい世界で呼吸ができるようになっていく。自然になっていく。

耳にきこえている音がすべてじゃない。
客観性を持たなければやっていけないと思う。

祈詩REN-MEN Vol.2

2006年8月9日
手始めに各々譜面を部分的に書き直すところからのスタートになった。

前半のラストのサビが素直に弾けない。尺八の出方を探ってしまうと言ったら、謙ちゃん節が炸裂。

私の描いているのとまったく違う色を言われた。
考えもつかない景色だったし、想いの違いに戸惑った。
とても自信を失った。

謙ちゃん「祈詩REN-MEN」説

前半全体において。

イントロ:湖にポーンと石を投げ、その波紋が見えなくなるころに次の石を投げる感じ。
その後も、トレモロも決して叫ばず、地鳴りのように。
おだやかで静かな情景。

祈詩REN-MEN Vol.1

2006年5月

田嶋先生門下生の発表会で、祈詩REN-MENを弾くことにした。
尺八は田嶋先生のご子息の謙一さん。

この曲は長い年月気になっている曲だったので、このコーナーで演奏までの心の動きを記録しておこうと思う。

楽音会Vol.3

2006年5月19日
楽音会NEO筝講師合格のお知らせがまいりました。

試験の実技は「八段の調」でした。
習っただけで、演奏会で弾いたことは一度もない曲なので不安でしたが、おかげでこの曲に真剣に向き合えた気がします。

受験前一生懸命練習してて、古典って、実は自由奔放なんじゃないかって思いました。
感じるままに弾けばいいんじゃないかって。
古典は、ラプソディーだと思いました。

楽音会Vol.2

楽音会というのは、これもホームページがあるので、詳細はそちらでわかります。
その主催者自身と出会ったわけです。
その出会いをきっかけに、NEO筝の講師試験を受けるよう勧められました。

2006年5月9日
東京で受験。

誰かの弟子という時代があまりにも短く、中途半端なままの私には叱られる場面もないけれど、認められる場面もないわけで。
ましてや、試験を受けることなど一生ないことだと思っていたので、そういう形で他人から見たとき、自分の演奏ってどうなんだろうと思ったのです。
怖いけど、試してみたいなと。