箏日記↓
昨日練習していたら、急にお筝の音が軽くなった。
嘘みたいに。音がどこまでも伸びて、ハーモニックスが、ピーン!!って。
気づいたら、私の手も魔法にかかったかと思うくらい軽やかで。本当に気立てのよい子をもらった気がした。こんなこと急に起こることなのかどうか、本当にわからないけど、突然きた。誰かわかってくれるんだろうか。
みんないい楽器はすぐにはいい音出してくれないというので、弾きこむしかないんだなとは思っていたけど、それは仕方ないとは思っていたけど、とにかく突然、窓全開なのだ。
泣けるくらいいい音出て。 生き物だ、楽器は。
定期演奏会のボロボロは、このせいか?!
1999年7月6日
:箏日記↓, 第7章「曠野にて」明日の夢で遊ぼう
昨日は定期演奏会でした。
新しいお筝を持っていったけど、なんたって音が出ない。
家で練習しているときも、新しい爪で弾くとボコボコしている上にキャンキャンしていて少し不安だった。
吉崎克彦「筝入門」の中に、新しい爪は、使い古した爪を参考に形を整えるとよい。と書いてあった。
新しい薄い爪だと響かないのかな。
演奏会は悲惨だった。1曲目のすくい爪が外れまくったのをきっかけに、ボロボロ。
書きたくもない。
1999年6月27日
:箏日記↓, 第7章「曠野にて」明日の夢で遊ぼう
1999年6月22日
「組んで演奏をしていた尺八の人の耳に、私の音が届いていないんじゃないか」という不安にかられた。悶々としているうちにたどり着いたもの。
***今、私の音が、誰かに届いていないなら、届く明日を夢見てがんばろう***
そんなことを考えていたとき教えてもらった言葉
###明日の夢で遊ぼう###
昨日の夢で遊ぶのは大人。子供は明日の夢で遊ぶから、いつも楽しい
1999年6月22日
:箏日記↓, 第7章「曠野にて」明日の夢で遊ぼう
1999年6月16日
やっぱり、今どこか怖い訳です。
自信がない訳です。
自尊心はいらないけど、自負心。
田嶋先生のところに行って、自分の世界の狭さを感じて。
いつかきっと私だってできるわよ。と傲慢に思う日がくるだろうと、どこかで思っているけど怖いんです。
ベスト!! と思ってたことに「センス」がない場合です。
柔軟さをどこまで持ち続けられるでしょうか。
見えないものを見る。聞えない音を聞く。
1999年6月16日
:箏日記↓, 第6章 才能 自信 オンリーワンということ
1999年6月15日
田嶋先生のマンションで「曠野にて」第1回の下合わせ。
クーッ!!
ダメだしの連発を食らいました。
「その音は長すぎる。そこは小学唱歌になっている。・・・・・・」
1音、3小節という瞬間の部分でですよぉ?。凄いです、やはり。
譜にこだわらないで、縛られないで、と何度も言われてしまいました。
たった一曲です。他の門下生の発表会です。
だけど、どんなことも、どうでもいいことは絶対ない訳で。
1999年6月15日
:箏日記↓, 第6章 才能 自信 オンリーワンということ
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