箏日記↓
今年は、自分の所属の三曲会も田嶋先生の会もなんだか大揺れに揺れて。
いちいち大変だし、それぞれの思惑が絡みに絡んでて、ほぐしようがない。
個人的には、友人でプロの人に基本を教えてもらってる。
!!!!!!
更年期障害を起こしています。
頻発する、あまりに強いヒステリー。激しい体感温度の違いに、これはなにか起きていると思い、病院へ。
即断されました。
投薬により、平静が確保されて、これが書けています。
発汗については、異常とは思っていなくて、無類の汗かきになったと解釈していたのですが、考えてみると、それは昨年夏から始まっていたように思います。
1腰痛 2腹痛 3集中力欠如 4記憶停滞 5うつ状態 6食欲コントロール不能
7脱力感
ヒステリーを起こしているときは、自分には万にひとつの間違いもないと思って怒鳴っている。が、発作がおさまると、自分を悪魔のように感じて一睡もできなくなる。外では怒鳴れず、我慢しようとしているが、心を静めることはできなくて、食事に手をつけられない。20分くらいでおさまった瞬間、周りの明かりとか物音とか人の話し声に気づいたりする。
こんなことの繰り返しですが、病気なのだとわかったことによって、ずいぶん救われた気がします。
2003年9月18日
:箏日記↓, 第8章 旅立ち
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許そう しかし忘れまい
青森県八戸市 豊山 千蔭
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2003年1月16日
:箏日記↓, 第8章 旅立ち
先日お筝仲間の息子さんの結婚式で演奏した。
スタッフに凄腕の人がいて、気配り、目配り、完璧。プロなんだなぁと、ここでも思った。
2002年12月16日
:箏日記↓, 第8章 旅立ち
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右手に槌を持ち、左手にのみを持てば
面はたやすく成るものとおぼしめすか
*******修善寺物語 夜叉王より
2002年10月7日
:箏日記↓, 第8章 旅立ち
昨年10月、母が亡くなり、その半年後の今年4月義母が倒れた。
二人とも脳内出血だが、母は即死。義母は左手足に軽い麻痺を残し、認知症。しかし命は助かった。
その後義母の世話をどうするかでいろいろ検討した結果、うちに来てもらった。
どう世話をするべきか試行錯誤する毎日を過ごしている最中、夫が胆石で手術をすることになって。
そんなこんな、めまぐるしい中、瀬谷区の音楽会に参加することになった。
会場に行って、びっくり。
出演するどの人たちも、プロかと思うほどうまいのだ。
リハーサルを聞いて、私はすっかりその場に呑まれてしまった。
今まで味わったことのない緊張の舞台になってしまった。手首は硬く、ゆとりもない。首を振って合図を出そうとするのだが、体が全部くっついてきてしまう。
演奏中に他の人と自分を比較している心が静まらない。
終わったあとも、かなり長いこと震えが止まらなかった。
悲しすぎる。
一人でやってく!って、思ってたのに。
失うものなんてないから一番下だって平気だ、って思ってたのに。
テクニックじゃない。心のある暖かい音が出せればいいんだって思ってたのに。
私は私の道を行くんだって決めたと思ってたのに。
私の決意なんて、信念なんて、上手だと思う人たちの前であとかたもなく崩れ去って、人と自分を比較して、そして落ち込んで、ありもしない見栄を張ろうとして、そして勝手にズタズタになった。
終わったあと手術の済んだ夫の病院に寄った。
「もう一度基本からやってみれば?」といわれた。
2002年9月17日
:箏日記↓, 第8章 旅立ち
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