1996年11月18日

1996年11月18日

昨日は横須賀の自由コンサートを聴きに行って来た。 女史は山谷先生と二人で「哀歌」。中根先生は「南風」。

「南風」という曲は楽曲としての面白みがあった。素人受けというにはレベルが高いけど、ギターをやる人の曲のせいか、リズムが細かく、面白い。中根先生も圧巻。

尺八も17絃もすばらしかった。しかし、何よりも驚いたのは、三絃。もう独壇場である。しゃれたリズム感。音程の確かさ。音色に全く余分なものがないこと。とにかくすごい。「お筝をやっています」と言えなくなりました。楽器に呑まれていないんですね。弾いてる姿も格好いいんです。まず余裕がある。
女史の「哀歌」は、ちょっと抑えすぎてて彼女らしくなく、残念だった。