錦秋の会のその後

錦秋の会はまたしてもいろんなテーマを残して去っていきました。(;;)
ポピュラーメドレー(といっても2曲ですが)は、「春よ、来い」(荒井由美)と「また君に恋してる」を切ったり張ったり。もっともっと余裕も軽快さも必要です。

このステージ用につくったチュニックはいまひとつ冴えなくて・・・・・。
っていうか演奏会の前から体調を崩し、結局4ヶ月の間、あっちもこっちもどんどん具合が悪くなり、何にも出来ないでいました。

11月に入り、具合の悪いのもやっと終盤を迎えたので、邦楽ジャーナルで見た興味のある演奏会に手当たり次第申し込んでみました。
シーズン全開な感じで、ここんとこなんて4日間連続で外出。

面白いです。いろんなこと考えさせられます。
自分も少なからず関わっている世界なので、純粋に「楽しむ」だけっていう状態にはなれず、聴いているのも体力使うんですが、いい演奏は、ほんと、しびれます。

そんな中で、「ちょっとびっくり」現象が起きました。
平田紀子さんの17絃を聴いていた時の事です。
アンサンブルですから、たとえばⅠ筝が激しくなれば、目もそちらに奪われますが、ある瞬間から17絃の音に自分の体が反応していることに気がついたのです。
表現するのが難しいのですが、どうも「平田紀子ビーム」としか思えない磁力みたいなものに引っ張られるらしく、鳥肌が立つというのではなく、全体毛が楽器のほうを向いてしまう感じなのです。
最初は、風邪でも引いたかなと思っていたのですが、17絃の音が止まると、体毛も元に戻るのです。ピッチカートではそれは起きません。爪で弾き始めると、それに添うように、私の体も反応してしまうんです。
こんな状態になった人っているんでしょうか。もしいたら、これがなんだったのか教えてほしい。

まだまだ申し込んだ演奏会があります。年末いっぱい楽しみます。