1996年9月4日

1996年9月4日

8月21日は塚山で練習でしたが、「海の青さに」は尺八とテンポが合わせられず、上手くいきませんでした。むしろスピードを落としてくれと、ゲストの尺八の人に。結局まだ自分のものになっていないから、スピードのコントロールが出来ないんですよ。今必死でスピードを落とす練習をしています。
以前演奏したときのテープをまた聴いています。
自分が下手だということだけは、よくわかるのです。一音、一音が生きていないんです。
しかし、どうやったら音が立ち上がり、生きてくるのかわからない。
それぞれの曲で、ここは音が小さすぎるとか、テンポが詰まってるとかはわかるんです。しかし、演奏中にそれが客席にどう聴こえてるのか掴めないんです。譜を見ただけでは曲が聴こえてこない。
やってみたいことは、すごく沢山あるんだけど、とにかくまだまだレベルが低すぎて、どうしようもないです。
合奏の難しさというのも感じます。二人なら二人、三人なら三人の「呼吸」を合わせる難しさ。
勉強のし直しというか、演奏の修行をしたいです。幅広い曲で。自己満足で終わりたくないんです。飛躍したいな。「食べたい時」が「美味い」時で、「やりたい時」が「やるべき時」だと思ってる。
テープ聴いてて、17絃がベースとして、あるいはメロディーとして入っていると安心感がある。それと、私の音は、どうもフラット気味のようである。強弱の差がないということもわかる。
インターネットで邦楽フォーラムを覗いてみたら、水野利彦氏や吉崎克彦氏が三日間の講習会をやったって。「子供のためのラプソディー」も入ってた。(他の曲は全然知らないけど)そういうの行ってみたいとも思うけど、やっぱレベル高いかなとも思うし。お金すごくかかりそうだなと思うと尻込みしてしまう。  
萩原さんがいつか言ってたけど、芸事はお金掛けなきゃ上達しないって。付け届けじゃなくて、それなりの人に習おうと思えば、それなりのお金がかかるんだよね。  あー。金と力が欲しいよー。