1995年6月24日 定期演奏会

1995年6月24日 定期演奏会

「炎」が一番緊張しました。結局全体にトロトロとスピード感のない結果となって……。ただ、全般を通しては、全く自分のペースを守る事が出来ました。こんなにも度胸が付いたのかと、なんか不思議な気持ちです。何とはなしに安心しているのです。勿論!トチりましたけど。
中根先生、「小田さんと互角よ」
自分では分かってるつもり。彼女との差が、どこにどれくらいあるか。でも、取りあえずお世辞でも、努力を認められた気がして嬉しい。
鈴咲先生も、「今、面白くて仕方ないでしょ。今度一緒にやろうよ。ただし、古曲を」と。
しかし、栗島氏には徹底的に叱られた。
努力も実力も認める。でも、テクニックはいつか身に付く。完全に身に付いた時点でどういう音を出したいのか、自分の方向を見極めなきゃだめだ。かつてあったあなたのいい物と引き換えにテクニックが付いて来た。失ったものがあるよ。
またまた考え込んでいます。