2001年11月8日

5日に田嶋先生のリサイタルに行ってきた。
田嶋門下の人2人に出会ったので、一緒に聞いた。
「鷺娘」と「時の庭」という書き下ろしの新作2曲。
プログラムの初めが「鷺娘」。2人の人の前衛的な舞とのコラボだったのだが、この舞の意味がよくわからない。
1曲30分以上もかかる長いもので、こちらはなんとかその舞というかパフォーマンスの意味を読み取ろうとするのだが、「鷺娘」のイメージにどうしてもつながらない。
1曲目が終わったところで休憩となったので、隣にいる彼らに「今のわかった?」と聞いたら、二人ともわからないという。
しかし、鷺を2人で表現するということは、親子ってことかな~。
親子なら、飛び方でも教えてたのかな~。
そうならば、曲想とばらばらじゃない?
人が出てくると、どうしても動きや表情に意味を見つけようとしてしまうから、疲れるよね
とか、さんざんけなして、でも会場の中でわからないのは私たち3人だけかも。ということになり、私たちはレベルが低いのだろうという結論になった。先生にいつも叱られるわけだよね、と。

ところが、である。
休憩が終わり、「鷺娘」の作曲者前田智子さん(実は演奏中私たちの斜め前にいらした!)が「鷺娘」の解説をします。とマイクで。
終わってから解説もなかろうにと思っていたら、最後に「本日は急遽プログラムを変更して1曲目に「時の庭」をお聞きいただきました」ときた。

・・・・・・彼らと涙を流して声も出せないまま笑い転げた・・・・・