1999年7月16日

吉崎克彦「筝入門」の中の「鸚鵡」という曲を3回弾いたら上手になると邦楽ジャーナルに書いてあったので、当然のことながら買いました。17絃入門もあったので、それも買って、ついでに水野利彦「三味線入門」と、それぞれのカセットも買ったら、合計8000円ぐらいになってしまった。

入門書の練習曲をやると、特に17絃の譜読みが楽になる。
音色の違いもよくわかる。
吉崎克彦氏は、この練習を1時間やって、後の短い時間曲の練習をするのだそうだ。訓練した技術に曲をのせていく感じらしい。
私は不安だから、やっぱり曲をやる時間のほうが長いけど、それでも練習曲は腕の角度とかをキープして速度を保つのは非常に厳しく、やはり訓練になる気がする。

今、なにかが起こっているという思いとは裏腹というか、関係なく、やはり練習をしていなければ弾けなくなります。
曲だけやっていると、基本があいまいだから、自分が楽なほうへ体勢が逃げてしまって、結局やりにくい曲が出てくる。
入門書の練習曲はあらゆる奏法がはいっているから、一通り弾けるようにならなくちゃいけないと思う。