1998年6月1日

1998年6月1日

先日女史と火の鳥の練習をした。
17絃の音量や切れが悪くて、手の角度、腕の角度さんざん直した。わくわくすると同時に恐怖心も出て。
ただプロローグ部分でトランス状態に何度か入ってしまった。怖くて、すぐ現実に戻ろうとするのでおいそれとは上手くいかないのだが、実はトランスに入ると凄く気持ちいい訳で。丸ごとそうなれたらいいなと思う。
長年の型を変えなければ弾けないものがたくさんある。これは物理的にはしばらく辛いだろうと思うけど、バラけていた音が一本の線になって響いてきて強弱だけじゃなく、部分的に音色を変えてみようかなという気持ちを初めて持つことができた。