1997年10月21日

1997年10月21日

雪月花のCDを聴いていて、ひょんな事に気づきました。
自分で弾いて、CDを聴いてと繰り返している時、CDの高音部は少し高いなとは思っていたんだけど、ハタと、これはピッチ442で取ってないんでワないかと。全くもって鈍なのでありますが、試しに 444で取って見たところ、音色が完璧に変わってしまいました。
暗いところ、ダサいところがシャープになって、おしゃれな音になったのです。どういうわけか、そしたら急に私の中の物語が息を吹き返したみたいになって、ハマるんですよ。
ズレに気づかなかったことは超恥ずかしいけど、気づいた今、微妙な音のズレが、こんなにも気持ちに影響するものだとわかって、心底驚いています。かなりショックです。CDと一緒に練習するにしてもピッチが合ってなければそれはしんどいはずです。