1997年8月26日
1997年8月26日
昨日、八の糸が切れました。金曜日まで練習できません。
困りました。一面しか持っていない宿命です。
CDを聴きなおしています。プロの演奏な訳だから、そうなんだろうけど全般的にさらさら移動している感じもあるが、やはり息がつけないという感覚は抜けない。
田嶋先生がどういうコンセプトで曲を作るかわかんないのと、私自身まだこなれていないので、どういうことになっていくのか不安がある。
ここのところ、ときどき自分の音がきつく感じることがあった。なにかに怒っているとき自分の音が鋭くなっているようで嫌だった。
私は「怒り」で自分を表現することもできないし、「攻撃」で相手に近づくことはできない。
愛というと大げさだけれど、やっぱり人と人の和がなければいいものは作れないと思う。
1997年8月26日 :箏日記↓, 第5章 飛躍、挑戦、そして新たな不安「雪月花によせて・火の鳥」