1996年10月17日

1996年10月17日

いろんな曲をたくさんやらせて貰ってきたけど、とても出来そうも無いと思った曲が、少しずつ出来る様になったり、後で振り返ると、がんばったなと思える曲もあったりして。ずっと「やれば出来る」式でやって来た。だけど、例えば「かごめ」とか、例えば「流れ」の一筝とか、絶対弾けないだろうという曲が無数にある。
中根先生にお世辞を言われても、女史にちょこっと誉められても、彼女達はそういう高度な曲が弾けちゃってる。この差がどこにあるのか。どうしたらもしかしたらもう少し近づくことができるのか。絶対に近づくことのないままこの先過ごしていかなければいけないのか。それは諦めるしかないのか。自分はどこまで行きたいのか。どこまで行けるのか。
諦めるとしたら、どうやればいいのか。自分をどうなだめればいいのだろうか。
 ・・・・・・望みだけはわかっている。・・・・・・どうしても近づきたい。
それはわかってるんだけど、そう思ってることが、時に切なくなってくるんですよ。ネ!
やっぱり先生に付かなくちゃいけないのかな。曲毎に教わんなきゃだめかな。・・・・・・もう誰にも教われない気もする。何を言われてもなんか腹が立ちそうで。
自己流に弾くためには「才能」が必要になってくる。勿論「自己満足」なら、いつだってできるけど。