1996年6月28日

1996年6月28日

前に阿東先生や中根先生に誉められたと書いて、一人で喜んでるんだけど、あれ、ちょっと違うみたい。
例えば、あの席で小田さんのことは誰も誉めない。なぜなら小田さんは「上手い人」であって、「今上手くなった人」ではないからなんだよね。今更わざわざ誉めるのは、かえって失礼な訳で……
公然と誉められるということは、とてもとても未熟なことなんですよ。
だけど、たとえ「あそこ間違えたね」であっても「出が遅れたよ」であっても、今の私には人に自分の存在を意識されたと言うこと自体、格段の進歩なんじゃないかと。ま、結局喜んでいるんだけどね。
やっぱり焦らず、驕らず。ですね。