心機一転・・・・

「最後の舞台」のつもりの、2015年の茅ヶ崎三曲会の演奏会が、結局心機一転のきっかけになりました。

プログラムを見てすごくビビりました。

私たちの演奏の次が、池上眞吾社中という順番。
池上社中は舞台袖に控えているから、確実に私たちの演奏は聴かれます。
眞吾先生とは、利根英法記念コンクールのスタッフで面識があるので、気づかれるのは必至です。

でも、「最後」なんだから、はじけちゃえ!!って。
昔感じた「下手でも、聞こえてなんぼ」だと思いました。
「今」の精一杯でいいから、本気で力いっぱい歌いたかった。

演奏終了後、「おつかれ」でスルーが通常。

もし、もし、運がよければ・・・・

「手直しが必要だね」とか、声をかけられる・・・かもしれない。・・・なんて・・・(;;)

結果、とにかく声をめでてくださいました。
「いい声」だって。正式に習いなさいって。

演奏会終了後、帰ろうとしたら、引き止められ、そこでもまた「習いなさい」と。
チョーうれしかった。けどチョー複雑な気分でもありました。

悩んで、悩んで。
悩んで。
悩んで。
習うとしてもつてもないし馬の合う人ってそんなに簡単に見つからないと思う。

眞吾先生なら習ってみたいかも。あの美しい手さばきや、三絃の極め付けの響きが大好き。
もし眞吾先生が教えて下さるんなら、基本のテクニック、その意味、使いかた。古典の成り立ち。歌詞の解釈。唄い方。それらの勉強の仕方。そんなこんなが違和感なく入ってくる気がする。

だとしたら、ほんとにほんとに遅ればせであろうがなんだろうが、チャンスなんじゃないか?
一生、二度とないチャンスって言っていいと思う。

そんな結論に達し、まずは、田嶋先生のところをいったんお休みにさせていただいて、基本を一から教えていただくため眞吾先生に弟子入りを申し込み、許可された次第です。