楽音会Vol.4

楽音会主催のイベントやら、講習会やら、いろんなものがあって、勉強させてもらうチャンスをいくつもいただきました。

2007年3月
前橋のネオ筝教室で教えることになりました。

これは別の意味でおおいに勉強になりました。
ほとんどがお筝に触ったこともない人たちなので、私たち筝弾きが普通に使う言葉は通じません。
教えるすべてのことに理屈が言えないと理解されないため、こちらも考え考え話さなくてはいけないのです。噛み砕いて、ゆっくりと、何度も。
基本的に弟子なし、師匠なしでやってきた私としては、演奏で自分がなぜそうするのかを考え、的確な言葉を捜さなくてはなりません。
生徒さんたちの進捗状況を、常に記録し、次に教えるべきテーマを絞り込む。

そんなこんなしていくと、おのおののペースで変わっていきました。
何度か小さなコンサートもできました。

半年か1年と言われたけれど、結局3年行きました。
片道3時間。最後はちょっとしんどくなってしまいましたが、とてもいい時間でした。