楽音会 筝曲演奏発表会を終えて
7月27日、高輪区民ホールでの演奏会、無事終了しました。
深海さとみ先生をお迎えしての2時間の講習は、実に有意義なものでした。
演奏の技法の説明も教えていただきましたが、本当に目からうろこです。
奏法について、具体的に細かく説明を受けたことがなかったので、楽譜を解釈するにしても、感じ方が断然違います。
また、いろんな流派の人とご一緒する場面を考えると、「宮城」は、と特化して教えていただいたことは、私にとってとても重要な情報になりました。とにかくメモしまくり。実際は「先生のお話を聞く」「お筝を弾く」「書き込みをする」とフル回転なので、全部は書ききれていないと思うけど、芦垣先生の「三弦弾き歌い講座」同様、頑張って書きました。またひとつお宝が増えました。
すべての説明が、理論的で明快なので、すんなり気持ちの中に入ってくるんです。
また、練習を始める前の準備体操は(たぶんあれで全部ではないと思うのですが)、相当ハードです。
そういえば、江里菜が、「深海先生の合宿、めちゃきついです。」って言ってたもんなぁ。
ほんの一部かもしれないけど、ちょっと味わえて、うれしかったです。
と、楽しく、有意義な講習でしたが、実際の演奏でまたまたびっくり。
私はこの曲を弾いたことがなかったので、もちろん必死に練習していきましたが、なんたって皆さんすごいスピードで、すごい迫力で。
初対面、初音あわせとは思えないレベルでした。
それでも、深海先生の「出の呼吸の合わせ方」とか「お辞儀の仕方」とかこまかいご指導のもと、本番は更なるレベルに進化したと思います。
私はこの1曲のみの参加だったので、これ以外の時間は照明を担当をしました。音響ブースから舞台を観るなんてはじめての体験で、これも楽しかった。
各地区、それぞれに工夫や苦労を乗り越えての演奏だったと思います。
とてもよい演奏会でした。