横浜市栄区 「さかえ邦楽コンサート」

栄区の春の文化祭の一環で邦楽コンサートが3月3日に開催されます。

会場はJR本郷台駅隣の栄区民センターリリス・栄公会堂
三曲と長唄で全8曲。

私は「編曲元禄花見踊」で17絃を弾くことになりました。

三弦を教えていただいていた角田先生からのお誘い。

栄区は文化事業っていうのか、行事が多いらしいです。邦楽コンサートのプログラムと、春の文化祭のチラシを載せておきます。

20130303さかえ春の文化祭01

2013年3月3日
さかえ邦楽コンサートプログラム






湘南の春 自主練習

第2回自主練習を2月2日に行いました。
まだ全メンバーはそろっていませんでしたが、細かい打ち合わせができました。
それぞれ課題はありますが、全体の雰囲気はつかめたかな。

翌3日は田嶋先生のレッスン。
日吉君の三弦が、とてもはんなりと語っていて圧倒されました。
序の部分など、「この音の邪魔をしてはいけない」と緊張が走ります。
結局序の部分は全体をソロにしました。

ここでもメンバーはそろっていませんでしたが、よい形になっているとの先生のお言葉に、大いに気を良くして終わりました。

日をおいて17日、3回目の自主練習。
やっと全メンバーがそろいました。
謙一君のアドバイスを受け、作りにくかった部分が解決しました。

いい感じでまとまっていってます。4月20日の本番が楽しみです。

 

 

湘南の春 

今年も4月に「湘南の春」の演奏会があります。

私たちは、菊重精峰氏の「魁(さきがけ)」を演奏します。
三弦はゲストの日吉章吾さんにお願いしました。
現在Ⅰ筝2名、Ⅱ筝2名、17絃1名と、一通りパートはそろっているのですが、やはりプラスお筝に各1名ほしいところです。

いろいろ声掛けはしたのですが、思うようにいきません。

とやかくしているうちに、レッスンもそろそろ始まります。

自主練習を先日行いました。頭で考えるよりも、結構テンポが速いので気を抜くと入れません。
でも、やはり合奏の強さで。楽しくなるわけです。
今回は尺八と三弦は入りませんでしたが、全パートそろったらまた面白さが倍増すると思います。

次回自主練習は田嶋先生のレッスンの前日2月2日になりました。

2013年4月20日 湘南の春チラシ

2013年4月20日 湘南の春

コンサートで印象に残ったことⅤ

本日は江戸信吾さんの「坂本玉宏会二代目家元就任披露演奏会」。

場所は東京大手町にある日経ホール。
新しくなった東京駅を、外から観ることができました。
だがしかし。道路の幅が広く、建物が大きく、無料巡回バスの乗り場に移動するのも「方向オンチ」プラス「おのぼりさん」の私では相当無理っぽく。
とにかくたくさんの人でごった返していて、それだけで圧倒されていたけど、人の群れは東京駅の写真を撮る人たち。ああ、確かに。と思いつつ、タクシーにて移動です。

さて、演奏会の様子。
坂本玉宏会初代家元は、江戸信吾さんの叔父(伯父?)さまで、この業界で知らない人はいないと思われる、坂本勉氏ですが、今年が氏の17回忌。しかも本日は命日だそうで・・・・。

江戸信吾さんも、以前水川寿也さん(大畠先生)の熱海講習会でお会いした時より、大人な感じになっていたけど、やっぱりかわいかったです。
また、ゲストの演奏家もすごい人たちばかり。
尺八は、私の知ってるところでは坂田梁山、田辺頌山、藤原道山、岩田卓也、田辺道恵(頌山氏のお嬢さん)の各氏。
お筝は、西陽子、丸田美紀、帯名久仁子、池上亜佐佳、山野安珠美の各氏。

一挙にたくさんの尺八、お筝を聴けたので、各氏の個性を感じられてよかった。

平城山スケルツォでは、岩田卓也君の尺八を久しぶりに堪能させてもらいました。
骨太な音だなと思いました。「あのころはまだ下手だった」と岩田君は言うけれど、私が彼の音を初めて聴いたときも、こんな風にしびれさせてくれる野太い音だったと思います。

どの曲もよかったですが、ソーランスケルツォは会場からため息が・・・・。
Ⅰ筝 帯名久仁子、Ⅱ筝 谷井玉芙音 17絃 池上亜佐佳 尺八坂田梁山。
圧巻でした。この曲が出来たとき、アマチュアから難しすぎるという文句が殺到したというエピソードがあるらしいですが、確かにアマチュアでは無理です。すごい曲です。

基本的には玉宏会の門下の方たちが演奏したわけですが、初めから江戸信吾さんの曲で修行してるって事になるわけで、となると半端じゃないリズム感が必要で。めちゃくちゃ鍛えられるんじゃないかと思いました。
池上亜佐佳さんの江戸信吾エピソードによると、彼の曲の演奏でできたまめは「江戸まめ」と命名していて、彼女の筋肉は「江戸曲」によってできているのだそうです。(笑)

始まる前のことですが、取り置きのチケットを受け取りにいったら、「伊藤江里菜さま」という封筒を発見。すぐ電話したらむこうは二人連れだというので座席3つ確保。開始1分前に現れたのは江里菜と、なんと!岩田君の母上(岩田京子氏)でした。
気さくな方で、即意気投合しました。おしゃべりのテンポがめちゃ速いので、短時間でたくさんの会話と情報がはいります。楽しかった。

全10曲、3時間を越える演奏会。たくさんの収穫がありました。