2004年7月15日

門下生の発表会が終わった。

またしても、ありえないくらいの緊張をした。

手は平気なのに、全身汗びっしょり。ブラウスがビニールのように全部へばりついた。
前半ぎこちなく、力入らず、糸違いをして・・・・・
先生の尺八の音に全身で耳を傾けつつ、「自分を開放」し、「自然体」になろうと必死になっていた。
悔しい。力、ちから・・・・入らない。
ピアニシモ・・・・こんなに小さい音、聞こえてるかなぁ。伝わっているかなぁ。

フレーズの中で、盛り上げようとすると最後の1拍を加速してしまう。
心穏やかに、だがパッションして。
弾きながら、いろんなものに、勝手に縛られていたことを実感した。
演奏としては、まったく駄目だけど、心の置き方は変わっていた。