茅ヶ崎三曲会を終えて

11月12日は茅ヶ崎市で演奏会。

宮城道雄の「舞踏曲」のⅢ筝と、池上眞吾作曲の「すずかけ短夜~星空に咲く一輪花~」の17絃をさせていただきました。

どちらも初めての曲です。

舞踏曲は、Ⅰ筝のオクターブ下という調弦で、それでなくても低いのに、五とか七の連続の押し手という個所があり、しかも掛け押し禁止。プラス、三の押しや、更に一か所ですが、二の押しがあるのです。

こけそうな距離感(;;)

その部分は暗譜必須でした。
でも、合同練習中、他のパートを見ると、どのパートも簡単なわけではなく。みんなすごいな~って。

オープニングの曲だったので、無事終えて若干ほっとしてほかの曲を聴いたりして。

私の参加した2曲目は「すずかけ短夜」。
17絃は4人。ただ会場の関係で舞台が少々小さめで、キツキツ。
そんな中、いよいよ始まりました。

8小節くらいいったところで気が付いた!!!!!!!!

ガビ~ン!!!!

事件です。あ~~~~~~~~。

ワタシ、腕時計………つけたまま・・・・・・・・・・・。

気づかなければよかったんです。気づいても、気にしなければよかったんです。

だけど。うろたえてしまいました。衣装は白なのに、時計のベルトは柄物だし。外したい。外せない。チャンスはどこにある?

結局各パートソロのカデンツァで外しましたが、あとでビデオ見ても、全く見えていなく。舞台がキツキツなので、私がいることすら客席からはよくみえてもおらず…チャンチャン。

笑えます。自意識ってどこに持てばいいんでしょう。
テーマの残る演奏会とはなりました。ハンセイシテマス。