1995年9月7日

1995年9月7日

昨日もそうだったんだけど、技術的なこととか、弾き方のノウハウとか、教わった通りに弾くと、嘘みたいに楽になるんですよ。
すごいですねぇ。そういう事自分で気付いていかなきゃいけないのかな。だとしたら、先行き不安。

1995年9月6日

1995年9月6日

観月会に向けて最後の音合わせです。
 前に三村氏にお稽古を付けてもらったのですが、自分のいいように弾いているとあまりにものろくなってしまうので力が入ってしまう。しかし、良い反応はありませんでした。ただ一言「速ければいい訳ではないしねぇ」……しばらく弾く気も起きなかったけど、ボチボチやっていくうちに、なにが面白くないか、徐々に分かってくる。
 解説を何度も読んだりして、自分なりの物語を追う。それを繰り返していると、強弱やテンポやもろもろが理解出来始めて、どんどん楽しくなってきました。

 ####8月26日の一等星のステージでの「流れ」は、やはり不安だったところ、トチりました。だんだん震え出して困りました。

「まりと殿様・胡茄の歌・旅路」 1995年8月25日

「まりと殿様・胡茄の歌・旅路」
1995年8月25日

「流れ」が把握出来たあたりから、「旅路」に力を入れられるようになりました。弾き込んでいってみると、だんだんあの曲に惚れ込んだ気分が戻ってきました。でも本番は、17 絃で三村氏が入ってくれるものの、筝は私一人です。
恐くて、悪い夢ばかり見ています。9月6日もう一度練習できることになりましたけど、「まりと殿様」も今回は一筝なので、やはりソロが多いんですよ。かなり無理がある気がするんだけど、ステージのチャンスが私にはとても少ないので、とにかく駆け足で食らいつかなくちゃ、です。

1995年8月4日

1995年8月4日

「流れ」落ち込みつつも取りあえず必死で。
テープのテンポまでやっと持っていったけど、汚いんですよ。音。

 ****出来ないと思った時は?=努力する事です
   結果、才能がないと思ったら?=自分を信じる事です****

1995年7月14日

1995年7月14日

栗島氏に言われた事に付いては、色々考えたけど、今は現代曲と、三村、小田コンビに出会った事に無我夢中。取りあえず納得出来るところまではやってみたい。
8月26日にステージと言われています。
が、しかしです。筑紫の「流れ」。とても出来そうにありません。
どんどん過酷なことを言われている気がするのですが。
只今例によって猛特訓中ですが、筑紫の中でも師範級の曲とかと聞いては、更に胃が痛い訳で。
小田さんの「田毎の月」。参ってしまいますね。まるっきりピアノ曲なのに彼女の指はたじろぐことを知らない。
三村氏にしたって、「まりと殿様」、私のパートをちょっと弾いてくれた時のあのいい音。こちらは声も出ません。
毎回毎回落ち込ませてくれる人々です。